2021.06.25

宝塚記念は波乱ムード。穴党記者が厳選した3頭で夏のボーナスをつかめ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 同馬を管理する辻野泰之調教師も『自分で競馬を作るのが理想だった』としながらも、『最後まで脚を使って、差をつめてくれた』と、それぞれのレースについて好評価を与えています。さらに前走後、宝塚記念を目標とすることを明言。順調な仕上がりを見せている点には好感が持てます。

 とにかく、2年連続2着馬。しかも、馬場不問と好走材料はそろっています。今回もゲートがポイントになると思いますが、発馬に定評がある福永祐一騎手が騎乗というのは、頼もしい限りです」

復調したモズベッロが再び波乱を演出するのか、注目される復調したモズベッロが再び波乱を演出するのか、注目される この記事に関連する写真を見る  太田記者ももう1頭、推奨馬を挙げる。昨年のレースで波乱の立役者となったモズベッロ(牡5歳)である。

「好メンバーがそろった前走のGI大阪杯(4月4日/阪神・芝2000m)で2着と健闘。その要因は、得意の道悪になったこともありますが、何より復調していたことが大きかったと思います。

 実際、昨秋に外傷を負ってから本調子を取り戻せずにいましたが、前走時には管理する森田直行調教師も『すごく調子が上がってきている。(強豪相手にも上位の)一角に食い込めるのでは? という出来』と、手応えを口にしていました。

 今回もその出来はキープしており、あとは雨量次第。降れば降るほど、チャンスが広がるのではないでしょうか」

 昨年とは打って変わって、この春の芝GIレースは1番人気がわずか1勝。そんな春の総決算となるレースとなれば、その流れを引き継ぐ可能性は大いにある。つまり、1番人気を出し抜いて頂点に立つ馬が、ここに挙げた3頭の中から出てきても不思議ではない。