2021.06.19

人気馬優位のユニコーンSだが、末脚強烈な伏兵3頭に大駆けの気配あり

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 一方、大野記者ももう1頭、穴馬候補に推したい馬がいるという。3戦2勝のケイアイロベージ(せん3歳)である。

「荒削りな内容ながら、未勝利、1勝クラスと連勝を果たしての重賞チャレンジ。ワンペースで、コーナー4つの前走・1勝クラス(4月24日/阪神・ダート1800m)よりも、ワンターンとなる今回の舞台のほうが断然にレースがしやすいと思います。

 前走後は間隔を空けて、入念な調整を施してきました。管理する野中賢二調教師も、『まだ成長途上ですが、ポテンシャルは高いです。馬場の広いこの舞台は合うはず』と手応えを感じているようでした。

 先に挙げたサンライズウルスとケイアイロベージ、この2頭のヘニーヒューズ産駒が今年のユニコーンSでアッと言わせる伏兵馬になってもおかしくありません」

 今後のダート界を背負っていく3歳馬たちが集うユニコーンS。今年も素質上位の実績馬がきっちりと結果を残すのか。はたまた、思わぬ伏兵が過去に例がないような波乱を起こすのか。後者であれば、ここに挙げた3頭のいずれかがその担い手となることを期待したい。