安田記念は「王」が勝つ。柳楽優弥モデルのポスターに馬券のサインがあった (2ページ目)

  • 令和サイン馬券研究会●文
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

所長「いや、もう少し"王"について踏み込んでみたい。血統を見てみると、ダイワキャグニーが"キング"カメハメハ産駒で、シュネルマイスターが"キング"マン産駒。さらに、トーラスジェミニも"キング"ベスト産駒で、ケイデンスコールが"ロード(君主、支配者の意)"カナロア産駒じゃ。どれも激走の匂いがプンプンするわい」

研究員「なるほど。さすがは所長! 奥が深いですね!!」

所長「おだてても何も出んぞ(にんまり)。ともあれ、4頭の中では、トーラスジェミニが面白そうじゃ。"キング"の中でも"ベスト"じゃからな。

 しかも、馬名は『おうし座とふたご座』。ふたご座は、まさにこの時期がぴったり、ということじゃ。実際、昨年のGIIIエプソムC(2020年6月14日/東京・芝1800m)では、18番人気で3着に突っ込んできて大波乱を演出しておる」

安田記念での大駆けが見込まれるトーラスジェミニ安田記念での大駆けが見込まれるトーラスジェミニこの記事に関連する写真を見る研究員「日本ダービーには出走していませんが、GIIIダービー卿チャレンジトロフィー(中山・芝1600m)には2回も出走していますしね!」

所長「同じ"ダービー"でもエラい違いがあるがの」

研究員「そんな細かいことはどうでもいいじゃないですか。もし来たら、すごいことですよ。3連単で勝負したら、相手次第では車が買えるかもしれませんよ!」

所長「そうじゃな。いすゞの『ジェミニ』なんか、いいんじゃないか?」

研究員「は? なんですか、それ?」

所長「えっ、知らんのか!? あの名車を......(トホホ)」

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