安田記念は人気落ちGI馬と上がり馬がオイシイ配当を運んできてくれる

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

「打倒グランアレグリア」の期待がかかるインディチャンプ「打倒グランアレグリア」の期待がかかるインディチャンプ 改めて過去の結果を見てみると、いわゆる"リピーター"の活躍が際立っていることに気づく。そうなると、一昨年のレースで勝利を飾って、昨年も3着と奮闘したインディチャンプは外せない。

 一昨年は秋のGIマイルCS(京都・芝1600m)も制して、マイルGIの春秋連覇を遂げた同馬。マイル実績はずば抜けており、前走のGI高松宮記念(3月28日/中京・芝1200m)では初のスプリント戦にもかかわらず3着と好走して、いまだその実力に衰えがないことを証明して見せた。一発の可能性は大いにある。

 また、過去の例に挙げた3頭のうち、グランプリボスとロゴタイプはGI朝日杯フューチュリティS(中山・芝1600m。※現在は阪神・芝1600m)の勝ち馬だった。今回、このタイプに当てはまるのは、サリオスとダノンプレミアムである。

 当然、この2頭も有力な激走候補となるが、より好配当を狙うのであれば、上位人気が予想されるサリオスよりも、ダノンプレミアムのほうに食指が動く。グランプリボスやロゴタイプもかなりの人気薄で捲土重来を果たしていることを考えれば、なおさらだ。

2 / 3

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る