2021.05.28

エフフォーリアは絶対じゃない。穴党記者がダービーでの逆転を確信する4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 GIII毎日杯(2着。3月27日/阪神・芝1800m)では、シャフリヤール(牡3歳)にクビ差で敗れましたが、あっちはマイラー寄りのディープインパクト産駒。その馬と1800m戦で差のない競馬を見せましたから、距離が延びて有利なのはこちらでしょう。シャフリヤールが人気になるなら、なおさらこちらを押さえる価値はあります」

 一方、太田記者はディープモンスター(牡3歳)の巻き返しに期待する。

「皐月賞では、後方に位置して4角では内から10頭分以上も外を回る形になってしまいました。それでいて、2着とはコンマ3秒差の7着まで追い込んできました。内有利の馬場を考えれば"負けて強し"の内容だったと思います。

 今回、コンビ復活となる武豊騎手も『素質はかなりある。不器用なので、東京はいい』と巻き返しに手応えを感じているようでした。GII京都新聞杯(5月8日/中京・芝2200m)をパスして、本番一本に絞ったことも吉と出るでしょうから、ダービー5勝のレジェンドの手綱さばきに期待したいところです」

 太田記者ももう1頭、大駆けを見込んでいる馬がいるという。

ヨーホーレイク(牡3歳)です。こちらもイン有利の皐月賞で、外を回って追い上げてきました(5着)。皐月賞で最速の上がりをマークした馬が、過去10年のダービーで半数となる5勝を挙げていることを考えれば、同馬への期待はますます膨らみます。

 ダービー2勝の友道康夫調教師も、『最高の状態でいけそう』と出来に関しては自信をみなぎらせていました。思ったより下馬評が高くないですし、配当的な妙味も結構見込めるのではないでしょうか」

 今年の3歳GIはここまで、1番人気が未勝利。オークスでもソダシが着外に沈んで大波乱となった。はたして、ダービーではどんな結末が待っているのか。決戦の幕がまもなく切って落とされる。