2021.05.26

白熱の日本ダービーを読み解く「3歳牡馬番付」。今年はどんな快挙が?

  • text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

 2位は紅一点のサトノレイナス。牡馬相手にも高い評価を得た。2007年のウオッカ以来となる牝馬によるダービー制覇なるか、注目される。

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「ダービーへのクラシック登録は予め済ませており、取材の感触では、陣営は昨年暮れの時点でダービー挑戦への意欲があった様子。おそらく、挑戦への大前提は"(クリストフ・)ルメール騎手の騎乗"にあったと思います。それがクリアされ、勝機は確実にあります」

吉田氏
「東京・芝2400mで施行されるオークスは、息の長い末脚が発揮できる同馬にとってはプラスに働くと見て、2度敗れたソダシを逆転する絶好の舞台と思っていました。ところが、果敢にダービー挑戦。この条件に対して、陣営がそれだけの自信を持っていると判断していいでしょう。

 馬込みに不安はなく、反応面も確実に強化されてきました。自慢の末脚が発揮できる、上がりが強調される流れになれば、エフフォーリア相手でも勝つチャンスはあります」

 3位は皐月賞2着のタイトルホルダー。GII弥生賞(3月7日/中山・芝2000m)の勝ち馬はダービーとの相性がいいため、父ドゥラメンテの初年度産駒による父子制覇が期待される。

本誌競馬班
「GIホープフルS(12月26日/中山・芝2000m)4着という結果から少し軽視していましたが、弥生賞を快勝し、皐月賞でも2着と奮闘。エフフォーリアを除けば、世代上位の実力馬。先手を取って、最後までバテないのは魅力です」

市丸氏
「皐月賞の2~5着の4頭は、クビ、クビ、クビの差。同馬と、3着ステラヴェローチェ(牡3歳/父バゴ)は4角で内目を通って、4着アドマイヤハダル(牡3歳/父ロードカナロア)、5着ヨーホーレイク(牡3歳/父ディープインパクト)はこの2頭よりやや外目を通ってきました。この点を考慮して、TF指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)では4頭横並びの数値が弾き出されました。ただ、いずれも皐月賞の勝ち馬とは勝負づけが済んでいる感は否めません」