2021.05.19

ソダシは本当に断然か。オークスの行方を占う「3歳牝馬ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

 1位は、ソダシ。サトノレイナスの路線変更によって、ついに満点となる25ポイントを獲得した。オークスでは、完全に「1強」ムードの様相だ。

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「血統背景やつなぎ、クッション度を鑑みれば、ダートでこそ活躍しているタイプ。ただ、芝自体がダメというわけではなく、流れやポジショニング、勝負強さによって、芝でも5連勝を飾っています。

 もちろん、そうした結果を生み出したのは"厩舎力"が成せる業でもあります。ゆったりしたローテーションと在厩調整によって、白毛馬の硬度の低い爪のケアもうまく行き届いています。

 中5週で挑むオークスは、レコード決着となった桜花賞の反動が気になるところですが、なんとレース4日後の木曜日には、軽めながら坂路で調整。その回復の早さには驚かされました。さらにその後も、坂路で好時計を計測。反動どころか、攻めの調教を積んできている点は強調材料となります。

 距離が延びて、緩急がつけばつくほど、思わぬ馬に出し抜かれることも考えられますが、そこはポジショニングのよさと、タフな残り5ハロンを底力勝負に持ち込むことによって、自ずと結果はついてくると思います」

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「GI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月13日/阪神・芝1600m)に続いて、桜花賞も勝利。サトノレイナスの強襲を封じたゴール前は本当に見事でした。

 もはや注目すべきは、『クロフネ産駒のオークス制覇なるか』という一点。東京・芝2400mのオークスでも、これまでのように好位から抜け出して最後まで押し切れるかどうか。伸びのあるストライドで、坂路ではラストで切れる馬ですが、はたして......」

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「ソダシにとって、オークスでは最大の敵となるサトノレイナスがいなくなったことが何より大きいです。他の桜花賞組とは勝負づけが済んでいて、フローラS、スイートピーS組の指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)も、伸びませんでしたから。2年連続で無敗の二冠馬が誕生する可能性は高いと見ています。

 過去、桜花賞勝ち馬のオークスの成績も優秀。ここ10年の結果を見ても、8頭が出走して3勝、2着1回、4着2回。明らかに距離に限界があったレッツゴードンキ、レーヌミノルを除けば、すべて4着以内に来ています。

 ソダシも近親には中・長距離をこなす馬が多く、距離延長で負けるとは考えにくいところ。オークスでも中心的な存在となるのは間違いないでしょう」