穴党記者が熱視線。ヴィクトリアマイルは大駆け条件そろう3頭で勝負

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO
ヴィクトリアマイルでの大駆けが期待されるランブリングアレーヴィクトリアマイルでの大駆けが期待されるランブリングアレー 大西記者ももう1頭、気になる馬がいるという。

ランブリングアレー(牝5歳)です。前走のGIII中山牝馬S(3月13日/中山・芝1800m)を好内容で勝利したように、5歳になってからの充実ぶりは明らか。馬群でじっくりと運べるようになったのは、精神的な成長で、今なら安定して自分の力を発揮できるはずです。

 マイル戦を使った3走前のGIIIターコイズS(12月19日/中山・芝1600m)では7着に敗れ、今回の距離短縮には不安視する声もありますが、『広い東京競馬場なら、マイルでも』と友道康夫調教師。東京マイルなら十分に対応可能でしょう。

 今回はソダシとのコンビで今年好調の吉田隼人騎手が3戦ぶりに騎乗。同馬の持ち味を把握しており、しっかりとエスコートしてくれると思います。今の充実ぶりと勢いなら、勝ち負けに加わってもおかしくありません」

 昨年のアーモンドアイ同様、今年はグランアレグリアが圧勝劇を披露するのか。はたまた、伏兵馬が大駆けを見せて波乱を起こすのか。もし後者であれば、ここに挙げた3頭がその一端を担うことを期待したい。

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