2021.05.14

ヴィクトリアマイルは3つの穴パターンから浮上する3頭で高配当を狙え

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 最後に注目したいのは、前走の重賞で連対(1着、あるいは2着)を果たしていながら、人気薄だった馬である。

 このパターンの好走例も多く、2013年に5番人気で3着となったマイネイサベル(前走・福島牝馬S2着)、2015年に12番人気で2着となったケイアイエレガント(前走・京都牝馬S1着)、2017年に6番人気で勝利したアドマイヤリード(前走・阪神牝馬S2着)、2018年に7番人気で3着となったレッドアヴァンセ(前走・阪神牝馬S2着)、2020年に4番人気で2着に入ったサウンドキアラ(前走・阪神牝馬S1着)などがいる。

 そして、今回のメンバーの中から、前走重賞で連対した馬をピックアップしてみると、ディアンドル(牝5歳)、デゼル(牝4歳)、テルツェット(牝4歳)、マジックキャッスル(牝4歳)、ランブリングアレー(牝5歳)、レシステンシアと、6頭いた。

 このうち、レシステンシアは人気が予想されるため、ここでは外すこととする。となると、残りは5頭。どの馬も捨てがたいが、序盤で取り上げた「リピーター」の台頭が目立つことを考えると、ヴィクトリアマイルは「東京・芝1600m」への適性の高さがモノを言うのではないか、と見ることができる。

 その点を考慮すると、際立つのはテルツェットである。同馬は東京マイルで2戦2勝という実績があるからだ。

 現在4連勝中で、前走のGIIIダービー卿チャレンジトロフィー(4月3日/中山・芝1600m)では牡馬相手に鮮やかな勝利を飾っている。初のGI挑戦となるが、今の勢いからして、一発あっても不思議ではない。

「2強」の強さは誰もが認めるところ。だが、ヴィクトリアマイルでは、断然人気の馬が過去に何度も苦杯をなめている。ならば、ここに挙げた3頭に一角崩しの期待を託してみるのも悪くはない。