天皇賞・春を高田秋が展望。ジョッキーに着目して期待する4頭は? (3ページ目)

  • 河合 力●文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 ジョッキーという面では、やっぱりクリストフ・ルメール騎手は外せません。ということで、ルメール騎手が騎乗するアリストテレス(牡4歳)も気になります!

 ルメール騎手は、2019年、20年と、フィエールマンで天皇賞・春を連覇中。こういった変則的なコースでは、絶対に"腕"が生きると思うんですよね。しかもルメール騎手、天皇賞・秋(東京・芝2000m)も合わせると、なんと天皇賞を5連勝中ということです。歴代最多記録で、今回は6連勝がかかる一戦。そういうときこそ、きっちり決めるジョッキーだと思います。

 ちなみに、先週のGIIフローラS(4月25日/東京・芝2000m)は、ルメール騎手騎乗のクールキャットが勝ちました。しかも、1番人気が多いルメール騎手が5番人気の馬で重賞を勝つのは珍しいこと。実は私もクールキャットを買っていて、番組でも本命に推したら見事に1着! 5番人気のルメール騎手を本命にして、1着になったのはうれしかった......でも、馬券は当たらず、でした(苦笑)。

 というのも、2着に来たのが14番人気のスライリー。さすがに穴馬すぎて買えません......。3着のユーバーレーベン(2番人気)は押さえていたので、もう少し人気のある馬が2着に来ていれば......。ということで、残念ながら馬券は当たらなかったのです。

 そのリベンジを込めて、今回もルメール騎手はチェックしたいですね。アリストテレス自身も、GⅠ菊花賞(10月25日/京都・芝3000m)で2着に入っていますし、実力は十分だと思います。

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