天皇賞・春の伏兵馬は? 過去の傾向に即した「消去法」で残った2頭 (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 残った5頭のうち、これらの例に当てはまるのは、オーソリティユーキャンスマイル。この2頭を、今回の穴馬候補にオススメしたい。

天皇賞・春での一発が期待されるオーソリティ天皇賞・春での一発が期待されるオーソリティ オーソリティは3歳時、クラシックには縁がなかったものの、GII青葉賞(東京・芝2400m)とGIIアルゼンチン共和国杯(東京・芝2500m)を制覇。年が明けて、前走のGIIIダイヤモンドS(2月20日/東京・芝3400m)では、勝ち馬とクビ差の2着に好走している。

 ユーキャンスマイルは、前走の阪神大賞典でディープボンドの2着と奮闘。一昨年のダイヤモンドS、昨年の阪神大賞典の覇者でもあり、長距離戦では抜群の安定感を誇る。しかも、一昨年の天皇賞・春が5着、昨年の天皇賞・春でも4着と、いずれも掲示板に載っている。

 2頭ともスタミナ、地力とも十分。一発の可能性を大いに秘めている。"荒れる"天皇賞・春。今年はこの2頭が高配当を運んでくるかもしれない。

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