皐月賞は「2強」が一枚上で混戦にあらず。穴は好位で運べる先行馬だ (3ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro
  • photo by Sankei Visual

 定石で考えれば、中山・芝2000mは好位で前を射程圏内に入れながら競馬ができるタイプが理想。ラーゴムはここまで4戦して、すべて先行して安定した走りを見せているので、このタイプにハマります。

 GIII京都2歳S(2着。11月28日/阪神・芝2000m)でも直線で内にモタれたように、多少口向きの悪さを抱えていそうですが、そこはクロノジェネシスでもタッグを組む、斉藤崇史厩舎と北村友一騎手が対策を施してくるでしょう。

 前走のGIIIきさらぎ賞(2月7日/中京・芝2000m)では、荒れた馬場でも粘り強い競馬を見せて重賞初制覇を遂げました。パワーも兼備していて、今の中山の馬場も合いそうです。「2強」相手にどこまで迫れるが、注目です。

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