2021.04.15

皐月賞・中山/芝2000mを制する血統は? 有力馬2頭の適正を分析

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 アドマイヤハダルが若葉Sで2着につけた「3馬身」という差は、同レースが阪神で行なわれるようになった2000年以降、ヴェロックスに並ぶ最大着差。勝ちタイム1分59秒5も歴代3位の好タイムだった。実力的にもここで通用する存在だ。

 母の父ディープインパクトは皐月賞などを勝ったクラシック三冠馬で、伯母にはGⅠ宝塚記念などを勝ったスイープトウショウがいる。さらに同い年の叔父は、今年2月のサウジダービーを勝ったピンクカメハメハで、母系の血統も一流。ピンクカメハメハが作った"血の勢い"にも乗りたい。

 もう1頭、ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダー(牡3歳/栗東・栗田徹厩舎)にも注目したい。

 ドゥラメンテ産駒はこの3歳世代が初年度で、まだレース数こそ少ないが、中山芝では10勝を挙げていて、阪神と並ぶ最多勝タイ。タイトルホルダーが今年3月に勝った弥生賞のほか、ドゥラモンドがアスター賞(芝1600m)、ルースがデイジー賞(芝1800m)を勝利している。ドゥラメンテ自身が皐月賞の勝ち馬ということもあり、弥生賞に続いての好走に期待したい。

 以上、今年の皐月賞は、中山/芝2000mで真価を発揮しそうなアドマイヤハダル、タイトルホルダーの2頭に期待する。