2021.04.06

2強を脅かす馬はいるか? 桜花賞の行方が見える「3歳牝馬ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual


 1位は前回に引き続き、ソダシ。阪神JF以降のレースで、同馬を脅かすような存在が出てこなかったこともあって、2歳女王がそのまま高い評価を得た。

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「今年に入っての出走はありませんが、阪神JF4着のメイケイエールがチューリップ賞を勝ったことで、評価は据え置きでよさそうです。桜花賞までは、このまま押し切れると見ています。ただ、クロフネ産駒なので、GIオークス(5月23日/東京・芝2400m)はどうか? という懸念はあります」

土屋真光氏(フリーライター)
「ダートでの活躍が多い血統ながら、阪神JFでは世代トップの能力を披露しました。それでも、この馬を超えるような予感を抱かせる馬がその後に出てくるかも......と思っていましたが、GIIIクイーンC(2月13日/東京・芝1600m)や桜花賞トライアルを見る限り、それだけのスケールを感じさせる馬の台頭はありませんでした。

 桜花賞までは、この馬とサトノレイナスの牙城は崩れないのではないでしょうか。オークスにおいても、血統的な不安はあるものの、桜花賞のレースぶり次第では、能力で押し切ってしまう可能性を感じています」

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「阪神JFの指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)はかなり高く、前回『この調子でいけば、かなり強い世代に育つかもしれない』と評しました。しかし、阪神JFの1、2着馬が桜花賞へ直行。トライアル戦も軒並みパッとせず、昨年のエルフィンS(デアリングタクトが圧勝)のように『これはひょっとすると、ものすごい馬が現れたかも⁉』といったレースは皆無でした。

 こうなると、桜花賞では阪神JFの再現もありそう。阪神JF3着のユーバーレーベンが回避してしまったので、個人ランキングでともに1位としたソダシとサトノレイナスの一騎打ち、というのが最も現実味があります。人気は白毛のソダシでも、サトノレイナスには大物感が漂っており、逆転があっても何ら不思議はありません」