2021.04.02

大阪杯、過去の激走パターンから浮上する2頭に託す「3強」の一角崩し

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 とすれば、今年もこの2つのパターンに当てはまる馬を狙うべきだろう。ところが、今年の出走馬の中にはこれら条件にピタリと合致する馬がいなかった。

 ひとつ目のパターンとなる人気落ちのGI馬は、今年もペルシアンナイト(牡7歳)、ワグネリアン(牡6歳)といった候補がいる。しかし、この2頭は「前走で......」ではなく、過去3走を見ても馬券圏外に沈む凡走を重ねており、今回人気が落ちるのは必然。

 過去例に挙げた3頭は直近3走の中で、GIレースでも馬券に絡んでおり、巻き返しを見込めるだけの下地はあった。そうした要素を踏まえても、今年の2頭は過去の激走パターンに当てはめづらい。

 また、ふたつ目のパターンについても、今年はピタリとハマる馬が不在。人気薄が予想される馬の中で、直近2戦で条件戦を勝って、続くオープン特別や重賞でも好走している馬はいるが、重賞やオープン特別で連続好走を果たしている馬はいなかった。

 こうなると、今年は人気馬による上位独占があるかも......そんな予感さえ抱いてしまう。だが、"穴馬"を見つけ出す同コーナーでは、好配当への夢を捨てることなく、何とか今年のレースで激走しそうな馬を探し出してみたい。

 とにもかくにも、大阪杯の穴馬候補を見出すにあたって、前述した2つのパターンが有力な材料であることは間違いない。ということで今回は、2つのパターンに最も近い馬を「3強」の一角崩しを託す伏兵候補に指名したい。

2018年のダービー馬ワグネリアン。大阪杯での復活が期待される2018年のダービー馬ワグネリアン。大阪杯での復活が期待される  ひとつ目のパターンからは、ワグネリアンを推したい。