美女馬券師は激戦スプリングSをどう読んだ? 好配当が見込める買い目 (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 本命はボーデン。2戦目の未勝利戦(1月30日/東京・芝1800m)がとにかく強かった! 

 軽く促しただけで、後続に6馬身を離す圧勝劇。走破時計の1分45秒2は、同日に行なわれた同条件の古馬の1勝クラスよりも3秒3、そして翌日の同条件、3歳馬1勝クラスのセントポーリア賞よりも1秒3速い時計でした。ゴール前も持ったままだったところを見ると、底知れぬ魅力を感じます。

 ひとつ気になる点を挙げるとすれば、コンマ1秒差の2着に負けた新馬戦(12月13日/中山・芝1800m)の勝ち馬ディオスバリエンテが、次走でGIII共同通信杯(2月14日/東京・芝1800m)を走って11着と大きく負けているところ。

 しかし、そんな不安を吹き飛ばすような潜在能力を感じています。ここを圧勝して皐月賞有力馬の仲間入りとなるか!? とても楽しみな一戦です。

 対抗はヴィクティファルス。先述の共同通信杯では休み明け初戦で2着と好走しました。勝ち馬には2馬身半離されてしまったものの、GI朝日杯フューチュリティS(12月20日/阪神・芝1600m)で2着だった1番人気ステラヴェローチェ(5着)に先着。新馬戦から2戦目で挑んだ重賞でこの成績はすばらしいと思います。

 今回は叩き2戦目で上積みにも期待ができますよね! 初の中山コースに加えて、初めて4つのコーナーを回るコースとなりますが、今回初コンビとなる池添謙一騎手が3週続けて調教にまたがってコンタクトを取っているようですし、陣営のコメントを読んでいても折り合い面など特に心配ないようなので注目しています。

 ▲はロードトゥフェイム。今週末の中山競馬場付近の天気予報を見ると、日曜日は一日中、雨予報となっています。となると、道悪巧者の出番かもしれません。今回と同じ舞台で行なわれた前走の1勝クラス・若竹賞(1月24日/中山・芝1800m)で、かなりの道悪馬場で勝っていて要注意です。

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