共同通信杯は京成杯の負け組、ディープ産駒、3番人気で好配当を狙え (3ページ目)

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 最後に注視したいのは、3番人気である。というのも、過去10年で3番人気は4勝、2着2回、3着2回、着外2回と、不振の1番人気に代わって抜群の成績を残しているからだ。

 そこで、今年も3番人気には注意を払いたい。候補となるのは、先に触れたステラヴェローチェ、シャフリヤールに続く馬。前評判からすると、エフフォーリア(牡3歳)、キングストンボーイ(牡3歳)、ディオスバリエンテ(牡3歳)あたりが候補となる。

 どの馬も魅力的な存在だが、どれか1頭を選ぶなら、堀宣行厩舎所属のディオスバリエンテを推したい。なぜなら、過去に同厩舎の管理馬が4頭も馬券に絡んでいるのだ。このレースと相性がいいのは間違いない。

 先のシャフリヤール同様、ディオスバリエンテも2歳新馬(12月13日/中山・芝1800m)を勝ったばかりの1戦1勝馬だが、同馬の母は重賞3勝のディアデラノビア。兄姉にもディアデラマドレやドレッドノータスら重賞馬がいる良血馬だ。

 さらに、新馬戦で負かした2、3着馬が続くレースで楽勝。レベルの高いレースを勝ち上がってきたことは明らかで、重賞でいきなり結果を残してもおかしくない。

 はたして、既成勢力のステラヴェローチェが強さを見せるのか、それとも新たな「新星」の登場となるのか。どちらにせよ、クラシックの行方を占ううえで、見逃せない一戦だ。

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