2021.02.11

3歳牝馬番付は「2強」状態。クラシックまでに新星登場への期待膨らむ

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 前回、メイケイエールとともに2位だったサトノレイナスが今回は単独2位に浮上。阪神JFでは2着に敗れたものの、ソダシとハナ差の激戦を演じて大きくポイントを伸ばした。

吉田氏
「全兄のサトノフラッグと似た姿形や走法ですが、精神面はこちらのほうが安定しています。ディープインパクト産駒ながら、しっかりと踏んでいって、いい脚を使えるタイプです。

 阪神JFでは、スタート力の差でソダシの一列後ろから進む形となりましたが、最後はハナ差まで詰める奮闘ぶり。4角手前から残り1ハロンぐらいまではエンジンのかかりが甘く、前が開いてからグイッと伸びたことを踏まえると、外を回る形のほうが、もっとパフォーマンスが上がるかもしれません。

 阪神JFでのソダシとの差は、枠順とポジショニングの差。完成度や伸びしろ、ペースへの対応などを考慮すれば、本番での逆転も難しくはないと見ています」

市丸氏
「阪神JFでは、一旦は内から先頭に出たようにも思いましたが、差し返されての2着。ともあれ、中団待機からの、狙いすましたクリストフ・ルメール騎手のイン強襲にはしびれました。このレースができるなら、ソダシと互角と見ていいでしょう。

 弥生賞を勝って、菊花賞で3着だったサトノフラッグの全弟で、まだまだ奥がありそう。桜花賞も有力ですが、オークスでも十分やれそうな血統です」

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「阪神JFでは、強い2着でした。ソダシとサトノレイナスは皐月賞、ダービー、菊花賞も含めてクラシック5大レースすべてに登録しており、年末年始の取材を通して、サトノレイナスも牡馬クラシックへのチャレンジを検討している様子がうかがえました。

 最終的には、桜花賞直行を発表。となれば、取りこぼしは許されない必勝態勢と見ていいでしょう」