2021.02.11

3歳牝馬番付は「2強」状態。クラシックまでに新星登場への期待膨らむ

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 1位になったのは、2歳女王となったソダシ。やや押し出されての首位となった前回とは違って、堂々たる結果と言える。

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「阪神JFを勝って、4戦全勝。阪神JFではハナ差の勝利でしたが、TF指数はレースごとに伸ばしており、GI桜花賞(4月11日/阪神・芝1600m)での戴冠へ着実に近づいています。

 阪神JF2着のサトノレイナス(牝3歳/父ディープインパクト)と同指数のため、『桜花賞はこの馬で決まり!』とまでは言えませんが、かなり近い位置にいるのは確かでしょう。白毛のクラシック馬誕生となるか、注目です」

土屋真光氏(フリーライター)
「求められるものが異なる札幌・芝1800mと東京・芝1600mの重賞を勝って、さらに阪神JFも時計を詰めて制覇。それらのことから、他馬との着差以上の能力差、万能性を感じます。

 また、ハナ差でも勝ち切った、という点が評価できます。桜花賞では当然勝ち負けでしょうし、二冠目のGIオークス(5月23日/東京・芝2400m)も同馬の万能性を考えれば、大崩れしないように思えます」

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「血統や走法、つなぎの短さやクッション度を踏まえれば、瞬発力勝負や速い脚を求められると苦しいことは確か。ただ、スタート力があり、阪神JFの結果からもわかるように、走破時計が速くても力を出せることは証明されました。

 好位の馬込みでしっかりと脚をタメて、しぶとく伸びて、3着までハナ+クビ差の接戦をしのいだ底力は素直に評価すべきです。緩急のつく流れの対応がどうか? という疑問はあるものの、上がりが極端に速くなる競馬にならなければ崩れることはなさそうです」