2021.02.04

いきなり大物が現れる?「暫定」ムード漂う3歳牡馬ランキング

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 2位は、朝日杯FSで2着となったステラヴェローチェ(牡3歳/父バゴ)。GIIIサウジアラビアロイヤルC(10月10日/東京・芝1600m)では極悪馬場で圧勝し、朝日杯FSではレコード決着の馬場にもきっちり対応した。

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「個人ランキングは、前回から上位の顔ぶれがガラッと刷新されました。TF指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)上位は朝日杯FS組で、今後マイル路線に行きそうな馬たちを除くと、ステラヴェローチェが1位になりました。

 バゴ産駒で、近親にゴスホークケンがいる血統。朝日杯FSではメンバー最速タイの上がりを見せているものの、どちらかというと、渋った馬場や平均ペースのレースが合うイメージが強いです。(クラシックへ向けての最終的な評価は)前哨戦を見てから判断しても、遅くはないでしょう」

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「朝日杯FSで見せた直線の脚は見事でした。ただ、その際に覗かせたのが、ゲートへの不安。今後に向けて、テンションの高さは心配な点になります」

 3位は、ワンダフルタウン(牡3歳/父ルーラーシップ)。昨年末のGI戦はスキップし、年明けはGII弥生賞(3月7日/中山・芝2000m)から始動する見込みだ。

吉田氏
「GIII京都2歳S(11月28日/阪神・芝2000m)を勝ったあとは、クラシックを見据えて早めに休養。月日を重ねて成長していくルーラーシップ産駒ということを踏まえれば、無駄打ちすることなく、ゆったりしたローテーションで春に挑むのは正解でしょう。

 新馬戦ではダノンザキッドに子ども扱いされましたが、血統背景や馬体の完成度などを鑑みれば、伸びしろは絶大。つなぎは長めでクッション性があり、長くいい脚が使えるタイプです。コーナーリングもスムーズで、舞台設定は不問。復帰戦でどこまで成長したのか、きちんと見極めたいですね」