堤礼実アナが学んだ「負けることの美学」。馬に対する見方も変わった (3ページ目)

  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 昨年はアーモンドアイをはじめ、牝馬の活躍が目立った年でしたが、今年も3歳牝馬のソダシが注目を集めそうです。

 昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズに出走したソダシ。期待を裏切らない強い走りを見せて、白毛馬として世界初となるGI勝利を収めました。

 きれいな白毛馬で、走っているだけでも目を引くのに、そのうえ強いのですから、より一層注目が高まることは間違いありません。今まで競馬に興味がなかった人でも、競馬の魅力に引き込まれる、新たなきっかけになるかもしれませんね。

 現段階でもこれだけ強い馬ですから、これからどこまで強くなるのか。アーモンドアイが引退した今年、競馬の魅力を伝えてくれる馬の代表格になってくれたら、うれしいです。

 現在も二度目の緊急事態宣言が出されていますが、昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大で、とても大変な日々が続いています。それでも、競馬は休むことなく、ずっと開催されてきました。毎週、自宅にいながら楽しんでいた方も多かったのではないでしょうか。

 そんな状況もあってか、私にとって昨年は、新たな気づきの年でもありました。

 馬にも負けず嫌いとか、子どものように遊んでしまうとか、それぞれ違う性格があること。しかも、騎手や調教師の方たちから話を聞くと、調教やレースを重ねるうちに、性格は変わっていく。子どもっぽさがなくなって、大人になっていく、と言います。

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る