「BIGなお年玉」が見込めるフェアリーSは穴党記者渾身の3頭で勝負 (2ページ目)
フェアリーSでの大駆けが期待されるオプティミスモ そこで、吉田記者が穴馬候補に推奨するのは、オプティミスモ(牝3歳)だ。
「人気を集めるテンハッピーローズあたりの動き出しが早ければ、後続で脚をタメる同馬の末脚が炸裂するんじゃないかと見込んでいます。また、新馬戦(10月11日/京都・芝1400m)を勝って、前走のGIIIファンタジーS(11月7日/阪神・芝1400m)でも、勝ち馬メイケイエールからコンマ3秒差の4着と善戦していますが、今回の舞台はタフな中山。馬体重420kgほどで馬格がないため、人気が暴落しているのも魅力です。
回転の速いフットワークでストライドは少し小さめですが、体幹がしっかりしていて、ブレのないフォームからシャープな伸び脚を繰り出します。この走りなら、タフな設定でもパフォーマンスを落とすことはないと思っています。
約2カ月ぶりの実戦となりますが、CWと坂路で丹念に乗り込んでいて状態は万全。有力馬の動きを見ながら、ノンストレスで外から伸びるような形になれば、上位争いを演じてくれるのではないでしょうか」
吉田記者はもう1頭、クールキャット(牝3歳)の名前も挙げる。アルテミスS(5着)ではテンハッピーローズの後塵を拝したものの、舞台が変わっての逆転を期待する。
「前走のアルテミスSでは馬込みで我慢する形となり、ストライドの大きい同馬にとっては、終始窮屈な競馬を強いられたことが痛かったと思います。また、馬体重が14kg増と、多少重めが残っていたことも影響したのではないでしょうか。
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