2020.12.16

GI2戦も激戦必至。群雄割拠の2歳牡馬戦線を物語る「識者ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 混迷の2歳牡馬戦線を象徴するように、選者5人がそれぞれ異なる馬を1位にランク付け。その結果、過去には見られなかったほどの、大激戦のランキングとなった。

 そんななか1位になったのは、ダノンザキッド(牡2歳/父ジャスタウェイ)。出世レースとなるGIII東京スポーツ杯2歳S(11月23日/東京・芝1800m)を快勝。単勝1.7倍の人気に見事応えたことが評価されたのだろう。

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「2つ上にオープン馬のミッキーブリランテ、ひとつ上に2勝クラスのオールザワールドを兄に持つ素質馬。父系からサンデーサイレンスの血を受け継いでいますが、半兄の2頭とは違ってディープインパクトの血は入っていません。

 それでも、末脚は確か。パドックでは前進気勢を見せますが、レースに行っての行きっぷりも良好です。胴長+脚長のシルエットでフットワークが大きいことを考えれば、前付けから押し切る競馬ができるのはストロングポイントとなります。

 現時点でジャスタウェイの代表産駒はヴェロックスですが、当馬のほうがトモ腰がしっかりしており、クラシックシーズンで高いパフォーマンスを発揮できそう。ジャスタウェイ産駒の最高傑作になり得る素材です」

木南友輔氏(日刊スポーツ記者)
「デビュー時から注目していた馬。東スポ杯2歳Sでは、相手関係が微妙でしたけど、盤石の勝利。あらためてレースセンスは高いと感じました」