波乱ムード高まる。阪神JFで冬のボーナスを運んできてくれる穴馬4頭 (3ページ目)

  • text by Sportiva
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 インフィナイトは、8月に新馬勝ち。いきなり2戦目で、牡馬混合重賞のサウジアラビアロイヤルCに挑戦し、2着と善戦した。

 オパールムーンも8月の新馬戦を勝って、休養を挟んでファンタジーSに出走。メイケイエールに僅差の2着と健闘した。

 しかし、2頭とも2着に終わったことで、先にも触れたソダシ、メイケイエールといった重賞勝ち馬以上の人気を得ることはないだろう。加えて、2戦2勝のサトノレイナス(牝2歳)の前評判が高く、それらに続く存在といった評価に落ち着きそうだ。

 そうなると、よくて4、5番人気となるが、過去の例を踏まえれば、決して侮ってはいけない。第一、インフィナイトは新馬戦の勝ちっぷりもよく、サウジアラビアロイヤルCでは1番人気に推されたほどの逸材。オパールムーンも、距離が伸びてよさそうな血統のうえ、前走でもメイケイエールに迫った末脚は際立っていた。

 それぞれ、力上位であることは間違いない。一発の可能性も大いにある。

 歴史的なレースとなったジャパンCを終えてもなお、見どころ満載のレースが続く秋のGIシリーズ。波乱ムードも高まっているだけで、阪神JFでビッグな"冬のボーナス"をゲットしたいところ。その手助けをしてくれる馬が、ここに挙げた4頭の中にいるかもしれない。

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