美女馬券師が占うジャパンC。アーモンドアイは最後まで現役最強で!

  • text by Morinaga Maaya

 私の本命はアーモンドアイ。東京・芝2400mの驚異のレコード(2分20秒6)は一昨年のJCで彼女自身が作り出したもの。東京ではGI5勝を含め、8戦6勝、2着1回、3着1回。東京・芝2000m以上に限れば、4戦4勝。

 正直、休み明け初戦のほうが走るイメージがありますが、2年前のJCは秋華賞を使ってからの叩き2戦目でした。当時とは斤量も馬場も年齢も違いますが、あのレコードを叩き出した舞台で引退というのはなんとも美しい。できることなら、最後まで"現役最強"を貫いてもらいたいです。

 対抗はデアリングタクト。牝馬三冠を達成してここに向かった先輩たちは、2012年のジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイと、どちらもJCを勝っています。ちなみに、昨年の秋華賞2着馬カレンブーケドールも2着に来ています(※秋華賞馬のクロノジェネシスはエリザベス女王杯へ)。

 3歳牝馬は53㎏で出走できるという、斤量面で恵まれているのが大きいです。そして、今年のGI戦線でも牝馬が活躍しているように、最近は牡馬と牝馬の実力差をそこまで感じません。3歳ならではの成長力もあるでしょうし、一度使った上積みにも期待しています。

 ▲はカレンブーケドール。重賞では7戦して0勝、2着5回、3着1回、4着1回。どんな相手でも確実に走る"シルバーコレクター"。当日の馬場がタフになれば、もちろんこの馬にもチャンスはあるはずです。

 引き当てた1枠は過去10年で4勝、2着3回、3着3回、着外8回と、連対率39%とデータ的には絶好枠。一発もあると思って、単勝も買いたいと思っています。

 ☆はキセキ。一昨年2着。当日タフな馬場になれば、今年も上位食い込みが狙えると思います。

 コントレイルは△まで。もちろん強いです。それは重々承知しております。

 菊花賞はこの馬にとって距離が長かったと思いますが、ゴール前、あの競り合いで勝負根性を見せての1着。しっかり勝ち切るのは名馬の証。ただ、やはりあのタフなレースを終えたあと、見えない疲れが残っているのでは......というのが減点材料。

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