2020.11.27

横山ルリカがジャパンC「3強」を分析。世紀の一戦に「絶対泣く!」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 ただ、秋華賞ですごく汗をかいていたのが気になります。春、夏は無観客だったのが、ここにきてお客さんが増えてテンションが上がると、自分との闘いになりそうです。当日の気配は要注意ですね。

 コントレイルについては、この馬以前に「無敗の三冠馬」になったシンボリルドルフと父親のディープインパクトの2頭が、どちらも菊花賞の次のレースは負けているんですよね。菊花賞はやっぱり大変なレースで、消耗するのかもしれません......。あと、3歳牡馬は2001年のジャングルポケットから勝ってないんです。

 もしここを勝てば、本当に父超えで、歴史をまた塗り替えてしまいます。今年はすごいことが続いている年なので、そういったデータが全部覆ってしまう可能性もなくはないなとも思っています。とにかく、状態面が重要なので最終追い切り後の状態に注目しています。

 3強以外で注目しているのは、まず、昨年のJC2着のカレンブーケドール(牝4歳)。重賞は意外に勝ってないですが、強いメンバーに食らいついて4レース連続2着。相手が強いほどいい競馬ができそうなタイプで、馬場や展開も問わず、「負けてなお強し」の競馬を見せてきています。また、アーモンドアイと同じ国枝厩舎なんですよね。今回も昨年と同じ1番枠。馬番1番は人気に関わらず馬券に絡みやすく、11年にもジャガーメイルが14番人気で3着に入っています。

 次にグローリーヴェイズ(牡5歳)です。関東馬なのに東京が初めてでそこは気になりますが、2400mは得意の距離。GⅡ京都大賞典(京都・芝2400m)からというのは、一番いいローテーションを組んだと思います。他のGⅠ馬に比べて順調かつゆとりのあるローテーションを組めて、上積みもあって、追い切りもいい、とそろっています。また、大好きなレイクヴィラファームの生産馬。GⅠ宝塚記念(阪神・芝2200m)の時も応援していたのですが、悪化した馬場に完全にやられましたので、いい馬場で走ってほしいなと思っていました。