横山ルリカがジャパンC「3強」を分析。世紀の一戦に「絶対泣く!」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組などで活躍する横山ルリカさんに、アーモンドアイ(牝5歳)、コントレイル(牡3歳)、デアリングタクト(牡3歳)の「3強」が相まみえるGⅠジャパンカップ(JC、11月29日/東京・芝2400m)について展望を聞いた。

 競馬番組などで活躍する横山ルリカさん。ジャパンCの予想は? 競馬番組などで活躍する横山ルリカさん。ジャパンCの予想は? 史上初めての三冠馬3頭の対決は「世紀の一戦」といわれていて、実際、自分が生きている間に、こんなレースってきっと今後見られないんだろうなと感じています!

 先週、出演した「競馬BEAT」(関西テレビ)の収録後も、ジャパンカップ(JC)の話題でもちきりでした。MCの杉崎美香さんは「1週間前なのにもう泣きそう」っておっしゃっていました。「もったいない!」とか「楽しみ!」とかまだ始まっていないレースのことを話している時間が実は一番楽しいような気がしています。いざレースが始まっちゃうと勝ち負けがつくわけなので、逆につらいです。

 騏驎の川島(明)さんが、このJC、馬たちの戦いというよりも「神々の戦い」だとツイートされていて、まさにそのとおりだと思いました(笑)。コロナ禍の影響で海外遠征が厳しい状況で実現した世紀の一戦、勝つのは1頭だけ。本来ならどの馬も土をつけたなくないはずですが、「世の中を元気づけたい」という各陣営の心意気を感じます。

 5万人以上がレースの入場券の抽選に応募して倍率は11倍以上だと聞きました。本当なら会場いっぱいにお客さんが入れたらいいのでしょうけど、(コロナ禍で)安全と健康を考えた対応なので仕方がないですね。実は、私も抽選に申し込みました。やっぱりその場で歴史の証人になりたい! 今年はもう馬券が当たらなくていいので、抽選に当たってほしいという思いでしたが、見事に玉砕しました(笑)。でも、テレビでもどこで見ても泣くと思います。

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