2020.11.26

ジャパンCで「3強」の一角崩しに期待。伏兵扱いの実力馬が3頭いる

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 京都大賞典からの参戦馬というと、グローリーヴェイズ(牡5歳)も当てはまるが、同馬は同レースの勝ち馬。過去例の"ジャパンCで巻き返し"という意味合いとは異なるため、ここでは穴馬候補からは外したい。

 さて、肝心のパフォーマプロミスだが、すでに8歳馬のベテラン。京都大賞典でも6着に敗れて、ジャパンCではかなりの人気急落が予想される。

 それでも、重賞3勝の実力馬。昨春のGI天皇賞・春(京都・芝3200m)でも3着と好走している。さらに、前々走のGIII鳴尾記念(6月6日/阪神・芝2000m)では、それ以来となる約1年ぶりのレースで快勝。いまだ能力に衰えは感じられず、ベテランならではの"レースのうまさ"で、「3強」の間隙を突く可能性は十分にある。

 続いて狙いたいのは、GIウイナーながら、近走がパッとしない7歳馬だ。この例となる馬も、過去に2頭いる。2011年に14番人気で3着に入ったジャガーメイルと、2013年に11番人気で3着となったトーセンジョーダンである。

 ジャガーメイルは、その前年の天皇賞・春で初の戴冠を果たす。そして、その後もGI戦線で奮闘してきたが、掲示板に載るのが精いっぱい。7歳を迎えた春は全休し、前々走の京都大賞典で4着、前走のGI天皇賞・秋(東京・芝2000m)でも9着に敗れ、その存在は完全に薄れていた。

 トーセンジョーダンも、5歳時に天皇賞・秋を制覇。続くジャパンCでも2着と健闘し、6歳春の天皇賞・春でも2着と好走していたが、以降はパッとしなかった。ジャガーメイル同様、7歳春は全休し、前々走のGII札幌記念(函館・芝2000m)で13着、前走の天皇賞・秋でも11着と敗れ、もはや"終わった存在"と見られていた。

 しかし、このジャパンCという舞台で、不振の7歳馬が息を吹き返したのである。そして、これらに似た存在も、今年の出走馬の中にいた。