2020.10.23

菊花賞でオイシイ配当が狙える穴馬4頭。
前哨戦と上がり馬がポイント

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 2010年に13番人気で3着に入ったビートブラック、2013年に3番人気で3着となったバンデ、2014年に7番人気で3着入線を果たしたゴールドアクター、2017年に13番人気で3着に飛び込んできたポポカテペトル、2018年に10番人気で3着と好走したユーキャンスマイルらがそうだ。

 このパターンに当てはまる馬は今年、3頭いる。アリストテレス(牡3歳)、ダノングロワール(牡3歳)、ディアマンミノル(牡3歳)だ。

 3頭とも連勝で2勝クラスを突破。その勢いからしてどの馬も狙い目ではあるが、例に挙げた過去の馬たちの戦績を再度見てみると、どの馬も春の時点でオープン特別か、重賞レースへの出走経験があったことがわかった。

 この条件を加えると、アリストテレスディアマンミノルに絞られる。ここでは、この2頭を推したい。

 アリストテレスは、休養明けの8月に1勝クラス、9月に2勝クラスと連勝して菊花賞へと駒を進めてきたが、そもそも春の時点で、オープンクラスで奮闘を重ねていた。若駒S(1月26日/京都・芝2000m)とすみれS(3月1日/阪神・芝2200m)では、ともに2着という結果を残している。

 ディアマンミノルもまた、夏場の休養後、9月に1勝クラス、10月に2勝クラスを勝ってクラシック出走を果たした上がり馬。こちらも、春の時点でオープンクラスの若葉S(8着。3月21日/阪神・芝2000G)とGII青葉賞(11着。5月2日/東京・芝2400m)への出走歴がある。

 いずれも賞金不足などにより、春のクラシックに出走できなかったが、クラシック最後の一戦で見事に出走権を手にした。このチャンスを生かして、同じタイプの過去の「穴馬」たちのように、思わぬ激走を見せる可能性は大いにある。

 未知なる距離で争われる菊花賞。コントレイルの走りに誰もが注目しているだろうが、意外な伏兵の台頭にも期待したいところ。その大役を果たすのが、ここに挙げた4頭であっても不思議ではない。