ワグネリアンの妹ミスフィガロ。友道調教師曰く「キレがありそう」 (2ページ目)
兄と同じ友道厩舎に所属して調整を重ねているが、スタッフの評価はどんなものなのか。関西競馬専門紙のトラックマンが様子を伝える。
「友道調教師はミスフィガロについて、『走らせるとキレがありそうな動きをする』と話しています。ディープインパクト産駒らしい、瞬発力に秀でたタイプと言えるでしょう」
この血統で「キレがありそう」となれば、自然と期待値は上がる。ただ、まだ成長過程にあって、不安な点もあるようだ。
「兄も大きなタイプではなかったのですが、ミスフィガロはさらに小さな馬体。2週前に同厩舎のスタッフに話を聞いた時には、馬体重は『400kgほど』とのことでした。カイ食いが細いタイプで『まだこれから成長が必要』と、そのスタッフは話していましたね。その分、実戦においては、『まだパワーが付き切っていないので、軽い芝でよさを出せれば』とのことでした」
初陣の予定は、10月25日の2歳新馬(京都・芝1600m)。ワグネリアンとのコンビでダービーを制した福永祐一騎手が鞍上を務める。
ダービー馬の妹は、周囲の期待どおりターフで躍動できるのか。まずは、デビュー戦での走りに注目したい。
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