2020.10.17

秋華賞はデアリングタクトの三冠に
華を添える「大穴3頭」で好配狙い

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 アブレイズはフラワーC(3月20日)の覇者で、クラヴァシュドールはGIIIサウジアラビアロイヤルC(2019年10月5日/東京・芝1600m)とGIIチューリップ賞(3月7日)で2着という実績があり、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(2019年12月8日/阪神・芝1600m)でも3着と善戦している。しかし、2頭ともオークスでふた桁着順に沈んで、ローズSでも苦杯をなめた。

 おかげで、今回は人気落ち必至の状況にあるが、過去のパターンからすれば、秋華賞での巻き返しがあっても不思議ではない。ともに魅力的な存在だが、例に挙げた3頭のうち、クイーンズリングとシゲルピンクダイヤは、ともにローズSで掲示板(5着以内)確保していた。それを重視すれば、クラヴァシュドールにより食指が動く。ここでは、同馬を穴馬候補としてオススメしたい。

 次に狙いたいのは、ローズSで好走するも、それが人気薄だったゆえフロック視されてか、本番でも上位人気にならなかった馬だ。このパターンで台頭した例も過去には多く見られる。

 2010年のアニメイトバイオ(ローズS4番人気1着→秋華賞6番人気2着)、2011年のキョウワジャンヌ(ローズS7番人気3着→秋華賞7番人気2着)、2014年のタガノエトワール(ローズS15番人気2着→秋華賞4番人気3着)、2016年のカイザーバル(ローズS6番人気3着→秋華賞8番人気3着)、2018年のカンタービレ(ローズS5番人気1着→秋華賞3番人気3着)らがそうだ。

 これに近いタイプも、今年は2頭いる。ローズSで、14番人気ながら2着と好走したムジカ(牝3歳)と、11番人気で3着となったオーマイダーリン(牝3歳)だ。

 これら2頭も、今年は断然人気のデアリングタクトがいるうえ、他にも有力馬がたくさんいるため、秋華賞で上位人気になることはなさそう。となれば、過去の例からして、軽視はできない。

 なお、過去に好走した馬たちは、カンタービレ以外は皆、ローズSと同じジョッキーがコンビを組んでいた。その点に重きを置いて、ここではムジカを推奨馬として挙げたい。