鷲見玲奈が「勝利の女神」となるか。秋華賞を予想も揺れる胸の内を吐露!? (2ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

 オークスからの直行になったことで、どれくらい仕上がっているのかは気になるところですが、馬場が重くなっても問題ないのは、GI桜花賞(4月12日/阪神・芝1600m)で証明済みですし、馬券的には外せません。

 この秋の競馬を見ていると、神戸新聞杯のコントレイルといい、毎日王冠のサリオスといい、もちろん、スプリンターズSのグランアレグリアもそうですが、強い馬が結局強い!  そういう流れになっている気がします。

 だから、デアリングタクトが勝っちゃうのかな。

 そうは思いつつ、中穴狙いの私としては、断然の1番人気をあっさり本命にするわけにはいきません。

 私の本命は、ウインマリリン。連軸というより、デアリングタクトを負かすなら、この馬! という位置づけでの本命です。

 彼女の魅力は安定感。5戦3勝、2着1回と、連を外したことは一度しかありません。ここは一発逆転もあるのでは? と見ています。オークスでは、デアリングタクトとコンマ1秒差の2着だったにもかかわらず、それほど人気にはならなそうですしね。

 ウインマリリンとのコンビで3戦3勝の横山武史騎手が手綱を取るのもいいですね。オークスは騎乗停止で、お父さんのノリさん(横山典弘騎手)が代役を務めましたが、主戦ジョッキーが乗れるのはプラス材料です。

 しかも、横山武史騎手は現在、関東リーディングでトップ(全国6位)。期待しています。

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