まもなく初陣を迎えるエイスオーシャン「長くいい脚を使えるタイプ」 (2ページ目)
海外GI馬の母を持ち、これら兄たちの活躍もあって、デビュー前から注目されているエイスオーシャン。同馬に対して、厩舎スタッフはどんな感触をつかんでいるのか。関西競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。
「池江調教師やスタッフに話を聞くと、エイスオーシャンはここに来て動きの良化が見られ、『調教を重ねて、徐々によくなってきた』とスタッフ。まだ、体を持て余している部分はあるものの、池江調教師は『血統もいいし、ゆくゆく走ってきそう』と話していました」
なお、エイスオーシャンの脚質や適性距離について、スタッフは次のように語っているという。トラックマンが続ける。
「スタッフの見立てでは、エイスオーシャンは『フットワークの大きな馬で、スパッと切れる瞬発力系というよりは、長くいい脚を使うタイプではないか』とのこと。距離については、『ある程度長いほうがよさそう』と言っていました」
初陣は9月6日の2歳新馬(小倉・芝1800m)。鞍上は武豊騎手が務める。
名手を背にして、エイスオーシャンはどんな走りを見せるのか、注目である。
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