札幌記念は夏に強い牝馬3頭が有力も、
展開向く伏兵の一発に注意せよ

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 前走のGIII函館記念(7月19日/函館・芝2000m)では、前々走でオープン特別の巴賞(7月5日/函館・芝1800m)を勝ったばかりで、マークが厳しくなり、結果的に突かれて、ハイペースの逃げになってしまいました。それによって、人気薄の差し馬によるワンツーという超大波乱を演出する形になりましたが、4着に粘ったことは立派だと思います。

 今回は、その函館記念と比べるとメンバーがそろっていますし、函館記念で負けたことによって、注目度は再び落ちるでしょう。加えて、頭数が少なくなって、他にハナにこだわりそうな馬がいないのも好都合です。函館記念の時よりも、ノビノビと逃げられる可能性が高いと思います。

 そうなれば、逃げ切りとまではいかずとも、しっかりと力を出し切ることで、馬券圏内(3着以内)に残れるだけの能力は秘めています。

 先週は、GIII小倉記念で長岡禎仁騎手が重賞初勝利を飾りました。今年4年目の木幡育騎手も重賞未勝利の身。最も重賞勝ちに近いパートナーと一緒に、初の重賞制覇を目指して、一発を狙った騎乗をしてくれると思います。引き続き若手騎手がチャンスをつかむのか、注目です。

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