森香澄アナが初タッチの競走馬に夢中
「筋肉が美しくて結婚したいなぁって」

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi

テレビ東京・森香澄アナウンサー インタビュー 前編

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新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続いているにも関わらず、その人気が高まっている競馬界。そんな中、注目を集めている競馬番組で、ジャングルポケットの斉藤慎二さんが司会を務め、個性あふれる出演者や独自の番組づくりで人気を博しているのが、テレビ東京の『ウイニング競馬』(毎週土曜日・午後3:00~)だ。

今回、斉藤さんを支えながら、番組レギュラー陣の中で紅一点、輝きを放っている森香澄アナウンサーに番組の魅力や競馬にまつわる話を聞いた。

『ウイニング競馬』で司会を務める森香澄アナ『ウイニング競馬』で司会を務める森香澄アナ――森さんは、そもそも競馬には精通されていたのですか。

森 今年の1月から番組を担当させてもらっているのですが、それ以前は競馬とはまったく接点がありませんでした。ですから、自分が競馬番組を担当すると聞かされたときは、本当にびっくりしましたね。

――競馬は馬名や専門用語など難しいものが多いと思うのですが、不安はありませんでしたか。

森 担当が決まった時に東京競馬場に行って、番組の様子を見学させてもらったのですが、当初は斉藤さんや、キャプテン渡辺さんら出演者の方々が喋っている言葉の意味がまったくわからなかったんです。「これ、日本語なのかな?」といったレベルで(笑)。その時は本当に不安でしたね。

 でも、現場の雰囲気がとてもよくて、出演者のみなさんは競馬が大好きで、「何でも聞いてね」といったスタンスだったので、(初心者としては)すごくありがたかったです。実際、遠慮なく質問させてもらいましたし、この環境ならば、イチから勉強してやっていけそうだと思いました。

――その過程で苦労なさったことはありますか。

森 馬の名前とオッズのアナウンスは私の仕事で、とにかくそこは間違えてはいけないところじゃないですか。そういう意味では、やはり最初は馬の名前を覚えるのが大変でした。冠名とか、どこで区切っていいのかさえ、わからなかったですから。それで、過去のレースの実況を聞いたりして、イントネーションの確認とかをしていました。

――最初の放送の時はいかがでしたか。

森 めまぐるしかったですね。かなり速いテンポで番組が進行していって、こんなに急いで喋っていいのかな、と思ったぐらい。最初の放送は、体感で10分ぐらいの感覚でした。4月ぐらいになって、ようやく放送の感覚がつかめてきて、放送以外のことまで考えられるようになりました。

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