「大荒れ」続きのレパードS。穴党記者が本当は教えたくない穴馬4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

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 3歳馬によるダート重賞、GIIIレパードS(新潟・ダート1800m)が8月9日に行なわれる。

 2009年に創設された同レース。当初は比較的堅い決着が多かったものの、最近は「夏の荒れる重賞」のひとつに数えられている。

 とりわけ過去3年は、10番人気以下の馬が5頭も馬券圏内(3着以内)に入っており、3連単の配当は3年連続で10万円超え。2017年には80万円超え、2018年には60万円超えの高額配当となっている。さらに馬連も、2017年が9万5320円、2018年が2万3100円、2019年が5220円と、かなりオイシイ配当が続出しているのだ。

 重賞ゆえ、すでにオープンクラスで実績を挙げている面々がこぞって参戦。当然、それらに人気が集中するが、近年ではそういった馬たちの凡走が目立つ。それが、ここ数年の波乱の要因のひとつになっている。

 そして今年も、オープン特別や重賞で好走している馬が何頭か出走するが、勢いのある2勝クラスが多数登録。そのうち、13頭もの馬が抽選で除外になったこともあって、何かが起こりそうなムードが高まっている。再び、あっと驚くような結果が待ち受けていたとしもおかしくない。

 そんなレースを前にして、日刊スポーツの木南友輔記者はこう語る。

「大量の除外馬が出るのは仕方がないことですが、JRAが8月6日に発表したJPNサラブレッドランキングの3歳ダートにおいて、オープン特別の伏竜S(3月28日/中山・ダート1800m)で2着となって、レーティング100を与えられたテーオーケインズさえも除外。同馬を有力視していたこともあって、何かモヤモヤした感じがあります。

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