エルムSはリピーター、オープン入り初戦馬、GI馬が穴馬券を後押し (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO


昨年3着のサトノティターン。今年も激走が期待される昨年3着のサトノティターン。今年も激走が期待される 今年は、ハイランドピーク(牡6歳)とサトノティターン(牡7歳)がその候補となる。

 ハイランドピークは先にも触れたとおり、一昨年の勝ち馬で、昨年も2着と健闘。過去に4度も馬券圏内に入っているエーシンモアオバーの例を踏まえれば、同馬も3年連続の好走を果たしてもおかしくない。

 前走、前々走でも、オープン特別で連続3着と善戦しているハイランドピーク。急激な衰えは見られず、昨年同様、相性のいい舞台で波乱を起こす可能性は大いにある。

 サトノティターンは、昨年3着に入線。7歳のベテランゆえ、伸びしろが見込めず、ここでは伏兵扱いの域を出ないが、同馬もハイランドピークと同じく、過去2戦のオープン特別で連続3着と好走している。その安定ぶりと過去の例からしても、侮れない存在だ。

 続いて、ピックアップしたいのは、1600万下(現3勝クラス)のダート戦を勝ち上がったばかりの馬である。

 過去10年でも、2013年に3番人気で勝利を飾ったフリートストリート、2016年に7番人気で金星を挙げたリッカルドと、オープン入り初戦のエルムSで鮮やかな快走を見せている。

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