2020.07.25

アイビスSDはコース実績重視。
「千直」に強い期待の新勢力が2頭いる

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by photo by Eiichi Yamane/AFLO

 新潟の直線芝1000mは、コーナーがある他のレースで馬が通ることが少ない「大外」を走ることができる外目の枠が有利だ。そんなコースで、馬場の真ん中を差して勝つというのは力のある証拠。このレースでも差し切る力はあるだろう。

 4歳となった今年は、GⅢシルクロードS(京都/芝1200m)で、4コーナー18番手から上がり3F33秒4の最速タイムで差してきて、勝ち馬から0秒1差の3着。続く春雷S(中山/芝1200m)でも0秒2差の6着と、オープンでも差のない競馬を続けており、充実ぶりが感じられる。

 血統を見ると、父ゴールドアリュール、母の父ブライアンズタイムと、ダートの中距離が合いそうなイメージもある。だが、時に血統からは想像できないタイプの馬が出るのも、競馬の面白いところだ。

 以上、今年のアイビスサマーダッシュは、コース実績があり重賞初制覇を狙うジョーカナチャン、ナランフレグの2頭に期待する。