わずか1分で大儲けも。アイビスSDは穴党記者垂涎の4頭が好配当を呼ぶ (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 追い込み馬ですが、1000mで足りるスピードがありますし、同じ舞台の前走・韋駄天S(5月24日/新潟・芝1000m)では5着に敗れていますが、鞍上の丸田恭介騎手は手応えをつかんでいる感がありました。最後に突っ込んでくる競馬での大駆けを期待したいと思います」

 木南記者ももう1頭、気になる馬がいるという。

クールティアラ(牝4歳)です。調教の数字がべらぼうにいいんですよ。時計が出やすい美浦の坂路とはいえ、7月9日には4ハロン51秒4-11秒8という時計をマークして、目を引きました。

 千直競馬では、昨秋のルミエールオータムダッシュ(17着)、前走の韋駄天S(6着)と、いずれもライオンボスからは大きく後れを取っていますが、伸びしろが見込める4歳という若さ、そして具合のいい"夏に強い"牝馬ということで、狙ってみたいですね」

 スタートから1分もかからずに決着がつく千直競馬。そのわずかな時間でオイシイ配当を運んできてくれる馬が、ここに挙げた4頭の中にいるかもしれない。

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