立場が違う人気馬2頭が注目の函館記念。末脚自慢の伏兵馬にも要注意 (4ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 明け6歳の初戦で、やっとオープン入りを果たした馬ですが、もともと最後は確実に脚が使える馬で、相手なりに差を詰めることができていました。その意味では、オープンに上がって2戦で、戦えるメドが立ったことも納得できます。

 あまり馬場が悪くなりすぎると、武器となる末脚が使えなくなってしまいますが、本当の意味でのスピード決着よりは、ある程度タフな馬場のほうが向いている印象があります。最終週の函館コースというのは、ベストに近い舞台なのではないでしょうか。

 鞍上は、今年9勝とまだ調子が上がっていない石川裕紀人騎手。しかしながら、春のクラシックでは、所属する相沢郁厩舎の管理馬ブラックホールとのコンビで奮闘していました。ここで浮上のきっかけをつかんで、来週からの札幌開催に向けて勢いをつけてほしいですね。

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