2020.07.18

立場が違う人気馬2頭が注目の函館記念。
末脚自慢の伏兵馬にも要注意

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 ほかでは、堀宣行厩舎のカウディーリョ(牡4歳)が面白そう。レイエンダと同じ良血馬ですが、同馬のほうが、函館の滞在競馬がいいほうに出そうな印象があります。

 堀厩舎の管理馬と言えば、先週の七夕賞でジナンボー(9着)が1番人気を裏切る形になりました。それでも、翌週の同じ『サマー2000シリーズ』にも有力馬を送り込めるのが、一流厩舎の層の厚さでしょう。

 カウディーリョは、輸送でのイレ込みと馬体減がきつい馬で、2走前の3勝クラス・関門橋S(2月9日/小倉・芝2000m)も、小倉に早くから滞在して体調を整えたことが、勝利につながりました。昨年の夏も札幌滞在で勝利を挙げていますし、前走より状態面もアップしているはずですから、なおさら楽しみです。

 ちなみに、カウディーリョはデビューから、1着→着外→1着→着外......という結果が続いています。たまたま使うレースが、競馬場への輸送がないところ、あるところ、という順番になっているからかもしれませんが、不思議と着順が綺麗に並んでいるとか、2着や3着がまったくない馬というのは、昔から結構いるんですよね。

 前回4着という流れからすると、今回は輸送がない函館で1着ということになりますが、はたしてどうなるでしょうか。

函館記念でも激走が期待されるプレシャスブルー 人気どころではない馬では、前走のGIII新潟大賞典(5月10日/新潟・芝2000m)でも、14番人気で3着に入って大穴をあけたプレシャスブルー(牡6歳)が気になります。今回は、同馬を「ヒモ穴馬」に取り上げたいと思います。