ハイペース必至のプロキオンS。決め手ある4頭が高配当を炸裂させる (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

エアスピネル(牡7歳)です。およそ1年ぶりの実戦で、なおかつ、初のダート戦と条件は厳しいですが、デビューから17戦連続で掲示板(5着以内)に載っていたように、堅実に走れるタイプであることは間違いありません。

 芝では、重賞3勝。GIでも2度の2着があって、脚力自体は上位です。調教にまたがった鞍上の鮫島克駿騎手も、『乗り味はさすがGI2着馬。初ダートも合うのでは』と前向きでした。未知の魅力にあふれていますし、大駆けへの期待が膨らみます」

 新旧の実力馬が集った真夏のダート重賞。今年は、例年になく波乱ムードが漂っており、あっと驚く馬の激走も十分に見込める。その候補となり得る存在が、ここに挙げた4頭の中にいるかもしれない。

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