10万円超えの高配当が続出。マーメイドSは軽ハンデの条件馬で荒稼ぎ (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 では、今回出走予定の条件馬はどうか。エアジーン(牝4歳)、マルシュロレーヌ(牝4歳)、リンディーホップ(牝5歳)の3頭に、重賞出走歴があった。

 当然、これら3頭は侮れないが、改めて過去の好走馬を見てみると、ほとんどの馬が前走で掲示板(5着以内)に載っていた。この条件を満たす馬となると、2頭に絞られた。

 エアジーンリンディーホップである。

 エアジーンは、3走前に2勝クラスを勝ち上がると、以降も3勝クラスで2着、3着。安定した走りを見せており、52㎏の軽ハンデを生かせば、重賞のここでも上位争いに加わってもおかしくない。

 リンディーホップは、昨夏に2勝クラスを勝ち上がり、4走前には3勝クラスでも3着と善戦している。その後は、7着、8着、5着と振るわないが、どのレースも勝ち馬から1秒以内と大きく負けていない。これまでのレースから、一気に5㎏減となる軽ハンデ(50㎏)を生かし、うまく流れに乗れれば、チャンスが巡ってくる可能性は大いにある。

 最後に取り上げたいのは、オープンや重賞戦線でコンスタントに走っているものの、近走がパッとしないため、人気薄にとどまった馬たち。なかでも、6、7歳のベテランに狙いを絞ってみたい。

 というのも、こうしたベテラン馬たちの好走例がしばしば見られるからだ。たとえば、14番人気で2着と激走した2010年のセラフィックロンプ、13番人気で3着に食い込んだ2011年のアースシンボル、10番人気で2着と好走した2013年のアグネスワルツ、10番人気で3着と奮闘した2015年のパワースポットである。しかも、4頭とも10番人気以上の大穴だ。

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