2020.06.06

安田記念はチーム「ダノン」が不気味。
一発狙うなら「3歳マイル王」

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 同じオーナーや同じ厩舎の馬による"チーム戦"的なレース運びは、欧州では一般的。京王杯SCを勝った直後は、「安田記念には出ない」という話だったダノンスマッシュが、予定を変えて出走するということは、同じオーナーによる何かしらの狙いがあってのことかもしれませんよ。

 今年の安田記念は、アーモンドアイvs「ダノン軍団」という構図に、個人的には注目しています。

ハイレベルなレースでの一発が期待できるアドマイヤマーズ さて、今回の「ヒモ穴馬」には、昨年の「3歳マイル王」アドマイヤマーズ(牡4歳)を取り上げたいと思います。

 今回は、半年ぶりの復帰戦であることと、古馬相手の実績がほとんどないことから人気の盲点になっているようですが、3歳で海外GIの香港マイル(12月8日/香港・芝1600m)を制した実力は伊達ではありません。同レースでは、ノームコア(牝5歳)やインディチャンプ(牡5歳)にも勝っていますからね。

 この馬も、3月のドバイでのレースが中止になったことで再調整を余儀なくされた1頭ですが、アーモンドアイはよりタイトなスケジュールでヴィクトリアマイルを勝っています。加えて、4月の香港遠征を諦めて、矛先を変えたインディチャンプも、前走のGIIマイラーズC(4月26日/京都・芝1600m)で快勝しています。

 アドマイヤマーズもそれらと同じ生産牧場、ノーザンファームの外厩で調整されてきました。その調整力は、信頼していいと思います。