2020.05.27

ダービーで激走が望めるのは、
前哨戦組、皐月賞好走組、3番人気の馬だ

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 続いてクローズアップしたいのは、皐月賞で善戦しながら、低評価にとどまった馬だ。

 たとえば、2010年に勝利したエイシンフラッシュ。同馬は皐月賞で3着(11番人気)と好走していたが、それがフロックと見られてか、ダービーでも7番人気と伏兵扱いのままだった。

 同年に5番人気で2着に入ったローズキングダムも、これに近いタイプ。同馬は皐月賞で4着と健闘したものの、2番人気の評価を裏切ったことで、ダービーでは人気を落としてしまった。

 今回、こうしたタイプとしてハマりそうなのは、皐月賞3着のガロアクリーク(牡3歳)と、同4着のウインカーネリアン(牡3歳)だ。

 どちらも魅力的だが、エイシンフラッシュとローズキングダムはいずれも重賞勝ちの実績があった。そうなると、重賞未勝利のウインカーネリアンよりも、GIIスプリングS(3月22日/中山・芝1800m)を勝っているガロアクリークのほうに食指が動く。

 父が短距離馬のキンシャサノキセキということから、距離不安が囁かれているガロアクリーク。再び上位人気を争うまでには至らなそうで、オイシイ実績馬と言えそうだ。

 最後は、人気どころではあるものの、過去の傾向から狙ってみたいのが、「3番人気」の馬だ。

 冒頭で1番人気の成績を記しているが、実は3番人気の成績は3勝、2着3回、3着1回、着外3回と、1番人気と互角。というか、連対(2着以内)頭数では1番人気を上回っているのだ。

 とすれば、今年も3番人気の馬を狙わない手はない。候補となるのは、コントレイル(牡3歳)、サリオス(牡3歳)の「2強」に続く、サトノフラッグ(牡3歳)か、ワーケア(牡3歳)だろう。