穴党記者が腕ぶすオークス。舞台変わってリベンジ期す4頭に刮目せよ (5ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 3走前のエルフィンSでは、デアリングタクトと対戦。7着と惨敗を喫しているが、オークスでその差は埋められるのだろうか。

「当時は、未勝利戦(11月3日/京都・芝1600m)を勝ったあとに間隔を空けて、レースに向けて急仕上げだったことも影響しました。今回は、中間の攻め過程を見ても、その時とは別馬のような仕上がり。

 全3勝を異なる競馬場で挙げているように、どんなコース、どんな馬場、どんな展開でも、力が出せるセンスを秘めています。初の東京コースも不問。一気の相手強化となりますが、今の充実ぶりであれば、一発の魅力十分です」

 先週のGIヴィクトリアマイルでは、「現役最強馬」アーモンドアイが異次元の強さを見せつけた。オークスでも、人気のデアリングタクトが驚異的な走りを披露するのか。はたまた、思わぬ馬の台頭があるのか。若き乙女たちの熾烈な争いから目が離せない。

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