2020.05.16

ヴィクトリアマイルは成長株2頭と
人気落ちの実績馬2頭で好配当もイケる

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

セラピア(牝4歳)です。激しい気性によって、出世は遅れてしまいましたが、年が明けてから条件戦を連勝。心身ともに成長したことがうかがい知れます。まだ折り合い面には課題を残すものの、相手が強化され、流れが速くなるGIのほうが、むしろレースをうまく運べるのではないでしょうか。

 先週の東京・芝コースは、先行有利の馬場状態でした。Bコースに替わって、その状態が続くようであれば、この馬の脚質と機動力は大きな武器になると思います」

 一方、松田記者は人気急落の実績馬2頭に注目する。1頭目は、昨春のGIIIフラワーC(中山・芝1800m)を制して、GIオークス(東京・芝2400m)の有力候補にも挙げられたコントラチェック(牝4歳)だ。

「土曜日の天気がどこまで崩れるかが気になるところですが、現在の馬場状態から大きく変わることがなければ、同馬の先行力が生きるはず。なにしろ、良馬場で逃げた場合、重賞2勝を含めて、4戦4勝とパーフェクトですからね。

 オークスも良馬場でしたが、他の馬にハナを奪われたうえ、距離も影響したと思います。その他の敗戦はすべて、やや重から重という馬場でした。ですから、不良馬場だった前走のGIII中山牝馬S(3月14日/中山・芝1800m)の敗戦(16着)も参考外。今回は、巻き返しが期待できます。

 コントラチェックを管理する藤沢和雄調教師も、『今は具合がいい。追い切りも、気持ち的にも。良馬場なら、パフォーマンスが違う。スピード競馬が好きで、揉(も)まれなければ。とにかく、時計が速くなるのは、得意中の得意』と言って、大きな期待をかけていました」