2020.05.16

ヴィクトリアマイルは成長株2頭と
人気落ちの実績馬2頭で好配当もイケる

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 加えて、アーモンドアイは有馬記念から、ラヴズオンリーユーはGIエリザベス女王杯(3着。11月10日/京都・芝2200m)からと、2頭は今回、前走から大幅な距離短縮となります。

 先週のGI NHKマイルCでは、2番手のラウダシオン、逃げたレシステンシアによるワンツーフィニッシュ。今週からBコース使用となれば、先行有利の状態は続くでしょう。そんな高速馬場にあって、慣れないマイル戦のペースに戸惑うようなことになれば、人気馬不発の可能性は十分にあり得ます」

 中日スポーツの大野英樹記者も、アーモンドアイに付きまとう"不運"を嘆く。

「昨年暮れの香港遠征を熱発で回避し、目標を切り替えた有馬記念で9着。自身初となる馬券圏内(3着以内)を外すという惨敗を喫して、立て直しを図って臨む予定だったドバイ遠征は、レース自体が中止という憂き目に。結果、戦わずして帰国と、最近のアーモンドアイのリズムはどうにも悪い。ドバイ遠征による心身のダメージを考えれば、今回も不安は拭えません」

 とはいえ、大野記者は、アーモンドアイのこれまでの実績を尊重。牝馬同士の戦いとなるここでは、「一目置くべき」と言う。

「有馬記念や、昨年敗れた安田記念とは違って、今回は牝馬限定戦。アーモンドアイが普通に走れば、普通に勝てるはず。有馬記念の時のように、順調さを欠いたあとの一戦ではないですから、なおさらです。むしろ、"荒れる"レースの相手探しに徹するほうがいいでしょう」