2020.05.01

10万馬券が続発の天皇賞・春。
過去10年の激走馬が明示する穴馬4頭

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 今回、これに似たタイプがいる。エタリオウ(牡5歳)である。

 同馬も、2年前の菊花賞ではハナ差の2着と奮闘している。それ以降はやや低迷しているが、ビートブラック同様、5歳となってこの舞台で目覚めるかもしれない。一発の期待が膨らむ。

 さらに、穴馬のパターンを探してみると、超人気薄のベテラン(6歳~8歳)の激走が目立つことがわかった。それらに共通するのは、条件クラスの中距離戦で善戦を繰り返し、その後にようやくオープン入りした遅咲き、ということだ。

 たとえば、2014年に12番人気で3着に突っ込んできた6歳馬ホッコーブレーヴがそう。同馬は、1600万下(現3勝クラス)に入ってから、3着、2着といった健闘を繰り返して、1年前の5歳時にやっとオープン入りを果たしていた。

 2015年に10番人気で3着、2016年にも13番人気で2着に入ったカレンミロティックも同様だ。こちらも、1600万下で3戦連続して2着になるなど、あと一歩というレースを続けて、5歳時についにオープン入り。7歳、8歳時に、この舞台で波乱を起こした。

 昨年のレースで、8番人気で3着となったパフォーマプロミスも、このタイプに当てはまる。こちらも、1600万下で2、3着の好走を続けて、5歳の年末にオープン入り。7歳になって挑んだ大舞台で波乱を演出した。