2020.04.26

ダービー出走へ。フライライクバードは
2400m戦連勝の強みを生かせるか

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 その勢いは止まらず、続く1勝クラスのアザレア賞(4月4日/阪神・2400m)も快勝。8頭立ての中団を追走し、4コーナー手前からじわじわとポジションを上げていって、直線では大外から強襲した。

 そこから、力強い伸び脚を再び見せると、内をいくライバルたちを難なくかわして勝利。2着とは半馬身差だったものの、着差以上に余裕がある勝ちっぷりだった。

 こうして、GI日本ダービー(5月31日/東京・芝2400m)と同じ距離のレースで2連勝を飾ったフライライクバード。このあとは、ダービートライアルのGII青葉賞(5月2日/東京・芝2400m)に臨んで、その最高峰の舞台へのチケット獲得を狙う。

 そんなフライライクバードを管理する厩舎スタッフたちは、同馬の成長ぶりについて、どう見ているのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。

「(年明けの)連勝については、『落ち着いて競馬に臨めているのが大きい』とスタッフ。もともと陣営は、この馬の能力を高く買っていましたが、当初は気性的な部分に不安があって、能力を発揮できなかったようですね。アザレア賞は無観客競馬だったのですが、同馬にとっては、それもいいほうに出たのかもしれません」

 次は、いよいよ青葉賞。大一番へ向けて重要な一戦となるが、陣営の手応えはどうなのか。先述のトラックマンが続ける。